1歳児の概要

１年の育児を終え、寝てばかりいた赤ちゃんが立って歩くようになり、言葉も少しずつ覚えて表情も豊かになってくる時期です。寝る時間よりも起きている時間が多くなり、生活習慣という言葉が少しずつ感じられる時期でもあります。と同時に、自己主張も強くなってきますので、わがままであったり、かんしゃくをおこしたりすることもままあります。

０歳時ではとにかく健康に気を使っていたお母さんも、１歳になると赤ちゃんとの接し方やしつけといった悩みが多くなってきます。
健康面では母体からの抗体で赤ちゃんが守られているのはおおよそ４ヶ月くらいまでで、それ以降は少なくなり１歳を超える頃にはほとんどなくなってしまいます。

この頃に受けるのが麻疹の予防接種です。１〜２歳未満に接種をうける。予防接種法による8種の予防接種(百日咳、ジフテリア、破傷風、ポリオ、麻疹(はしか)、風疹(三日はしか)、日本脳炎、BCG)がある。麻疹と風疹はかつて単味ワクチン接種であったが、法改正により2006年度から麻疹と風疹の混合ワクチン(MRワクチン)が用いられるようになった。この他にもいくつかの予防接種がありますので、ご確認ください。