妊娠がわかったら…

妊娠おめでとうございます。妊娠がわかってうれしい気持ちと同時に、初めての妊娠・出産に対する不安な気持ちもあるでしょう。妊娠中の体の変化やお産に対してきちんと知ることで不安を軽減し、ご夫婦で協力しながら妊娠生活を過ごしましょう。

産婦人科を受診

検査薬で陽性となったら、なるべく早く産婦人科に行きましょう。妊娠初期はホルモンの変化にともない、つわりをはじめ、いろいろな体調の変化が起こる時期です。また、赤ちゃんの体ができ始める大事な時期でもあるので、きちんと健診を受ける必要があります。

初診では「生理が遅れている」「妊娠検査薬で陽性だった」などを伝え、問診票に必要事項を記入します。最後の生理が始まった日と日数、生理周期、初潮の年齢、常用している薬などは事前にメモして用意しておくといいでしょう。尿検査、内診を経て診断が出ます。この段階で妊娠何週か、予定日はいつか、次回の健診日などを伝えられます。 妊婦さんの健康管理の充実と経済的負担の軽減を図るため、妊婦健診の公費負担があるので市区町村の窓口に問い合わせてみましょう。

妊婦健診公費負担

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妊娠中の手続き

妊娠がわかったら行う手続きがあります。母子手帳(正式には、母子健康手帳)の交付もそのうちの1つです。母子手帳は妊娠中の健診の内容を記録し、子どもが生まれた後もずっと子どもの健康や成長の過程を記録する大切なものです。必ず申請しましょう。母子手帳の交付の仕方は自治体によってことなります。母子手帳は健診時に毎回、必ず持参します。また、妊娠中に急に体調が悪くなって医療機関にかかるときなどにも必要なので、常に持ち歩くようにしましょう。

母子手帳の交付

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どこで生む?

妊娠したら、どこで出産をするか、なるべく早めに決めましょう。お産をやっている病院やクリニックでも毎月扱う出産の件数が決まっていたり、ベッド数の関係で受け入れてもらえないこともあります。一般的には自宅から近いところで探すのでは、里帰りを考えている場合は実家の近くで探す必要があります。いずれも総合病院や大学病院、個人クリニック、助産院など施設の特徴をよく理解して決めるようにしましょう。持病などの心配事がある場合はかかりつけ医と相談してお産の場所を決めるようにします。

産科のある医療機関

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