えほんをよもう
日本のむかしばなし
はなさかじいさん
むかし,あるところに正直者のおじいさんとおばあさんがいました。 ある日,隣に住む欲張りじいさんにいじめられた犬が逃げ込んできました。 おじいさんはしろと名付けてそれはそれはたいそうかわいがりました。ある日,しろが裏山で「ここほれワンワン、ここほれワンワン」とほえて教えました。 おじいさんがそこを掘ってみると,大判小判がざくざくと出てきました。この話を聞いた欲張りじいさんとばあさんは,しろを連れ出し 「宝物はどこじゃ、どこにあるんじゃ」 とむりやりに鳴かせました。

ももたろう
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日のことです。おじいさんは山に柴刈りにでかけ、おばあさんは川に洗濯に行きました。 おばあさんが川で洗濯していると、川上からどんぶらこどんぶらこと、大きな桃が流れてきました。 おばあさんは桃をもって帰り、山から帰ったおじいさんと一緒に食べようとすると、桃が二つに割れ中から元気そうな男の子が出てきました。
